ダンシング餃子ふりかけ
ダンシング餃子ふりかけ
趣旨
「こども屋台選手権」は、大分県内の教育現場やPTA・こども会などで編成された、10名ほどのこどもチームが地元に縁のあるアイディアメニューを企画・販売するイベントです。この大会の目的は、こどもたちが地元の産品や食文化、歴史について学びながら、自らの手でメニューの開発から仕入れ、製造、販売までを行い、自己成長を促すことにあります。
イベントは1年かけて認定NPO法人と大分青年会議所やPTAの有志による実行委員会によって準備されます。
コンセプトとしては以下の3つのポイントが掲げられています。
①自分の故郷を見直す:こどもたちが地元の産品や文化、歴史について学び、地域への愛着を深める。
②キャリア教育:学校では体験できない仕事の流れを体験。メニュー開発から広報まで、さまざまな役割に挑戦します。
③思い出作り:努力を重ねたこどもたちにとって、悔しさや喜びの涙が溢れる貴重な経験になります。
毎年10月から12月の期間に、大分駅前で開催され、一般投票で優劣を競い、優秀団体には表彰が行われます。このイベントは、こどもたちに地元の魅力を再発見させると同時に、自己表現やチームワークの大切さを学ぶ貴重な場となっています。
「ダンシング餃子ふりかけ」完成物語
それは、ある年の「こども屋台選手権」のことでした。年に一度しか開催されないこの大会で、子どもたちが考案した創作料理が次々と披露され、会場は活気と驚きで満ちていました。その年、見事グランプリに輝いたのが、子どもたちの情熱とアイデアが詰まった「ダンシング餃子」。そのユニークな味わいや楽しさが、多くの人の心を掴みました。
実行委員たちは思いました。「この素晴らしい作品を、もっと多くの人に味わってもらいたい。そして、この感動を忘れないでほしい…。」その熱い想いから、何とかこの作品を商品化できないかと検討が始まりました。しかし、実際の餃子メニューをそのまま製品化するには、コストや保存期間の問題が立ちはだかり、何度も壁にぶつかりました。
それでも諦めず、試行錯誤を繰り返していたある日、ふとひらめいたのが「ふりかけ」というアイデアでした。実行委員の中には、ふりかけに精通したメンバーがいて、ふりかけであれば長期保存もでき、製造コストも抑えられることがわかりました。ふりかけならば、多くの人に手に取ってもらいやすく、全国にこの「こども屋台選手権」の素晴らしさを伝えることができるかもしれないと希望が湧いてきました。
そこからさらに試作と改良を重ね、気がつけば1年の歳月が流れていました。そしてついに、「ダンシング餃子ふりかけ」が完成したのです!あのグランプリ作品が、ふりかけとして生まれ変わり、子どもたちの夢とアイデアを形にして、いよいよ世に送り出される日が訪れました。
「ダンシング餃子ふりかけ」は、ただのふりかけではありません。子どもたちの創造力と、未来への応援が詰まった特別な味。これを口にするたびに、子どもたちの情熱と、こども屋台選手権の思い出が蘇ります。さあ、このふりかけを通じて、子どもたちの夢にエールを送りましょう。
商品詳細
製造者:大分乾物(有) 大分県国東市安岐町瀬戸田931 TEL.0978-67-3666
販売場所
大分県内スーパーマーケットで販売予定(11月10日現在、交渉中)